子どもNPO 子ども劇場全国センター
リンク お問い合せ サイトマップ ENGLISH
■ 子どもNPO・子ども劇場全国センターとは(別窓)
Welcom to Kodomo-Gekijo National Center
  ママパパタグ280
 


匿名で、どんなことでもOK
「ママパパライン」は
先輩ボランティアが受け止める
子育て応援電話です。

電話イラスト

     ママパパラインの特徴は……  

       子育て中の親・養育者の悩みや、
                 不安に耳を傾け、
           共感的に聴く傾聴電話です。

 
■ママパパラインとは

孤立して子育てしていたり、周囲には言えない悩みがある方が、
じっくり話を聴いてもらったり、行き場の無い気持ち受け止めてもらうことで、
少し気持ちがラクになり、元気が出て、
前向きな気持ちになれることが多いのです。

親の話を傾聴し、「気持ち」を受け止めることで、
ストレスが子どもに向かう虐待や育児放棄を防止する効果があります。

電話の受け手は、専門の研修を受けた市民ボランティアで、
気のおけない身内か近所の先輩ママのように、温かく電話を受けとめます。
匿名で、子どものことに限らず、
自分自身や家族のことなども話して良い電話で、
専門家の相談とは違い、分析やアドバイス、指導をするものではありません。

誰に相談すればよいのかわからないようなことや、
ただ愚痴や不安を話して聴いてもらいたいということでも良いのです。

詰まっている重い気持ちや不安を、十分話して聴いてもらえた掛け手は、
気持ちが軽くなり、自ら持っている解決への力を取り戻します(レジリアンシー)。

ママパパラインは、傾聴によるエンパワメントの電話なのです。

2012年度◆被災したママパパを受け止める傾聴電話事業報告書はこちらです◆

ページトップナビページTOPへ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ママパパラインの仕組みと特徴

<子ども(乳幼児から)を持つ親・養育者の子育てを応援します>

出産するまで、身近で乳幼児に触れる体験が無い親が半数を超え、
実家や地域の繋がりも希薄になり、初めての子育てがますます困難になっています。

ちょっとした疑問や不安が、大きなストレスになりやすい時期に支援することで、
将来に大きな効果があると考えます。

<市民ボランティアによる地域活動>

電話を受けるのは一般市民のボランティアで、掛け手に近い地域の市民として、
子育てに悩むお母さんたちの話をお聴きします。

傾聴や子育て支援に関する一定レベルの研修を実施し、
ママパパラインだけでなく、地域の子育て支援人材の充実にも寄与しています。

電話は、受け手、支え手やスタッフのチームで運営しています。
地域の行政や協力者とネットワークを組み、地域の子育て支援力の向上も目指しています。


<傾聴によるエンパワメント>

ママ・パパたちのブルーな気持、悩み、とまどい、不安、
何でもお聴きする専用電話です。専門家の相談とは違い、分析やアドバイス、指導をするものではありません。

同じ市民の受け手が、親身に温かく丁寧に話をお聴きし、その気持ちに共感し受けとめます。詰まっている重い気持ちや不安を、十分話して聴いてもらえた掛け手は、受けとめられたということで気持ちが軽くなり、解決への力を取り戻します(レジリアンシー)。

ママパパラインは、傾聴によるエンパワメントなのです。


<垣根の低い民間の電話>

匿名で、なんでも話してください、と呼びかけ、
気軽に掛けやすい雰囲気を心がけています。

どこに相談してよいかわからない、こんな些細なことを相談に話せない、
というようなことを話すことで元気になっていただき、聴いてもらうことの効果を体験する、
民間のボランティアならではの役割です。

ページトップナビページTOPへ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ あゆみ ■

2002年に東京で初めて開設されました。
それ以降、全国で常設団体が少しずつ進んでいます。
賛同団体の全国キャンペーンも毎年2月に開催されています。

2002年2月 東京都内で初めての開催
2003年10月 全国8箇所でキャンペーン
2005年2月 千葉・仙台・東京でキャンペーン
2005年3月 千葉市で常設開始
2007年3月 仙台市で常設開始
2008年3月 「ママパパライン」の商標取得
2008年4月 東京都で常設開始
2008年10月 和歌山市で常設開始
2009年4月 名古屋市で常設開始
2009年9月 北海道石狩市で常設開始
2012年2月 兵庫県神戸市で常設開始
2012年7月 福島県会津若松市で常設開始

2012 年7月 会津若松市で常設開始
2013 年2〜3月 盛岡市で特別開設
2013 年7月 盛岡市で常設開始
2016 年3月 盛岡市での活動終了
2018 年3月 全国8か所で常設中

ページトップナビページTOPへ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 


平成24年度独立行政法人福祉医療機構
社会福祉振興助成事業
◆被災したママパパを受け止める傾聴電話◆
2012 実施のご報告

  2011 年3 月11 日の東日本大震災と原発事故から2 年が経ちました。私たちは、昨年に引き続き、被災した子育て世代への支援として「子育て者のための傾聴電話ママパパライン」を被災地と全国で実施いたしました。宮城県仙台市の常設強化、福島県会津若松市での常設開始、全国の常設団体での電話開催に加え、岩手県盛岡市で2 月11 日から3 月11 日の1 ヵ月間の特設フリーダイヤルを開設し、1 年間に563 件のお母さん達の声を受け止めました。
子ども達の心の傷、家族の離散、被災者間の格差。長引く避難生活に疲れ、家族や夫婦がぶつかり、心の病に悩んでいる。被災した方も直接被災してはいない方も、仕事や暮らしが変化し、とまどいながら生活し子育てしている、その切実な声が届きました。2 年経ってやっと話せたつらい記憶や、地元では誰にも言えない本音、先の見えない不安などを悲しみや怒りとともに話す声に、訓練を受けた電話の受け手が精いっぱい寄り添い、耳を傾けました。話して受け止められていくうちに、泣き声が小さくなり、ラクになりましたと言う方も多く、気持ちに寄り添う傾聴の電話が、厳しい現実に立ち向かう力を取り戻す効果も改めて強く実感できました。
 広報にご協力いただいた東北3 県の担当者の皆さま、仙台市、会津若松市、盛岡市で実施を支えてくださった協力者の皆さま、助成団体の皆さまに多大な感謝を申し上げるとともに、今後も引き続きこのニーズに応えて行くためのご支援をお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ニュース Newアイコン
◆ 被災したママパパを受け止める ◆
◆ 傾聴電話事業2012 実施報告書◆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2013MAMAPAPAREPORT.JPG

 

2013MAMAPAPAREPORT-2.JPG

 

2013MAMAPAPAREPORT-3.JPG - 46,637BYTES

 

ページトップナビページTOPへ

このサイトについて / 個人情報保護ポリシー / リンク / お問い合せ / サイトマップ
Copyright© 2011 Kodomo-Gekijo National Center All Rights Reserved.
ホーム
特徴・あゆみ
電話の声
全国の連携
安心の仕組み
支援のお願い
センターHP
ホッとアートプレゼントHP